淫蕩の日々

診断結果 ふとした拍子に手が触れ合う。それはすぐに離れたが、後でが触れた部分を愛おしそうに抱いているのを見逃さなかった。

昏い衝動は日に日にを汚したい欲望へと変わる。そうしてその日、賽は投げられたのだ。
部屋から去ろうとするの腕を掴んだのは咄嗟の出来事だった。勢いがつきすぎての体ごと引っ張ってしまい、抱き寄せるような形になってしまう。「……あの」腕の中に納まったが顔を上げると唇を重ねたのは同時だった。「っ!」咥内を舌で荒らしながら、手は衣服の中へ潜りこむ。どちらも体こそ大きく跳ねたが、それだけだった。それどころか――の両腕がこちらの背中に回る。熱の昂りを感じながら衣服をはぎとれば、上気した雌の香りが広がった。
解き放たれた欲望と衝動のままに、を犯そう。隆起する肉棒を前に、が息を呑むのがわかったが、止められる段階はとっくに過ぎていた。なにより、煽ったのはなのだ。

くの字にした両足を大きく開き腰を浮かせると、重心をかけて一息に貫く。「……っ、あ……ぁ!」そうして何度も引き抜いては最奥へと抽挿を繰り返していると、の両腕がするりと首へ回った。「ぉく、あたっ……ゆっくりぃ……」快楽の奔流に耐えきれないといった様子で蕩けた声が言うので、速度を落としてやればこちらの腰の動きに合わせての腰も動きだす。突かれるたびにきゅうと中が締まることに気付いているのかいないのか、は蕩けた声を出しながら腰を揺らし続けた。
こうしてを朝まで犯し、朝が来てもなお犯し続けた。

幾度目かの短い眠りからが目覚めると、下腹部に違和感を覚えた。「……あっ、ぁあっ」前後の孔で、先ほどまで散々を犯し抜いた擬似肉棒が蠢いていた。「ぁっ、あ、ぁあ、ん、ぁぁっ」媚薬でも塗ったのか、そこから与えられる灼けるような快楽はを急速に覚醒させる。引き抜こうとした両手が不意に掴まれ、昨晩何度も感じた重みに再び圧し掛かられる。疑似肉棒が抜かれ、代わりに肉棒で奥をこじ開けられると無意識のうちに嬌声が出た。「あっ、あ、んん、んっ」こんな状況なのに感じている、自らの変化に戸惑いを覚えるも、その思考は続く快感で塗り潰されてゆくのだった。
それがこの日々の始まりだった。

「もっ、ゃだ……っ」ベッドの上で散々嬲られたが大粒の汗を浮かべながらぐったりとしていた。「はっ、あ、ああ」視界を目隠しによって遮られ、次に何をされるかわからない緊張はの感度を大幅に高めているらしい。軽く触れるどころか、衣擦れだけで達するような有り様だ。そんな状態で犯したらどうなるのだろう。「ぁっ、ぃやあ」蜜壺に指を挿れると、昂りきった体がガクガクと震えだす。犯される前から何度も達するの嬌声は、今まで聞いたことのないほど熱く乱れていた。
「っは、あぁ……そこ、よすぎる……」うわ言のように漏れた声には悦びが滲み、拒絶の色はどこにもない。が快楽に溺れはじめているのは明白だった。
そこから調教の日々は過熱していく。

下着を剥ぎ、露わになった胸の輪郭を撫でる。「……っふ♡」形良く天を向いた頂を親指で潰しながらこねくり回し、尖り始めたタイミングで摘まんで引っ張ると、必死に嬌声を堪える姿がいじましい。乳首を口に含んで厭らしく嬲ると、は太腿を擦り合わせ始めた。そこが十分に濡れているのはわかっているが、あえて放置して執拗に乳首を攻め続ける。「あぁあ、かん、でぇ……!」とうとう堪え切れずが叫ぶのと、その通りにしたのは同時だ。「あっ♡あぁぁ♡」浅く達して震える体をゆっくり撫で上げる。「はっ……ぁあ♡」孔以外の開発も、着々と進んでいる。

「……っ、そこ♡、じゅぷじゅぷって、あっ♡あっ♡」淫らな腰使いも、卑猥な言葉も少し前までは知らなかった。犯されることに悦びを感じ、それによって毎日が充実するとも思わなかった。十分満たされているはずなのに、何かが足りない。「あぁあ、イくぅ……」何が足りないのだろう。イけばさらに快楽を刻まれるし、触れられればどこも気持ちが良い。もうこれ以上望むものはないはずなのに。「はんっ、もっ、とぉ……♡」ああ、そうか。与えられるだけで満足してはいけない。自らも足りないものを埋めにいかなければならないのだ。それがわかれば、新たな快楽を求めてのめりこむのはあっという間だった。
「めちゃくちゃにして……っ♡もっとぉ、おか、してぇ……♡♡♡」それは紛れもなく、の本心から零れた言葉だった。
が身も心も堕ちたという確信は、快楽に蕩けた声、昂りを締め上げる肢体、その現状に陶酔しきっている瞳、すべてが表していた。

仰向けにしたの両脚を抱えて、押し潰すように抽挿を繰り返す。「こ、れ、すきぃ♡もっ、と、突い…てぇ♡♡♡」更なる結合を求める蜜壺が粘っこい音をあげながら締まり吐精を促すので、何度放ったかわからぬそれを奥へ注ぐ。痙攣しながらイったは腰に足を絡め、それでも肉棒が抜けることを許さない。「ぐちゃぐちゃにしてぇ……♡」蠢く蜜壺はさらに精を欲しがり、収縮を繰り返す。の心身はすっかり肉に従順だ。主として応えるために、その日もぐちゃぐちゃに抱き潰した。
「……っ♡、はっ、あぁ……♡」何度目かわからぬ精を受け止めながら、は自身を貫いているものを下腹部越しに愛おしく抱き、中の怒張を確かめる。「ぁは、んぅ♡」乳首を指で嬲られ、舌が唇を割って入れば積極的に絡めて迎え、一つの快楽も逃さないと体を密着させる。交歓する唾液は甘く、乳首を胸板で擦ると快感が背筋を走る。収縮する子宮に呼応したように肉棒が一回り膨らんだことを感じとると、自然と腰が揺れた。「あぁぁ♡いぃ♡♡♡」この体は牝として悦ぶためにある。開発されきった体を突かれながらは幸せそうに喘いだ。

朝。ベッドの上で組み敷かれたが頬を染め、潤んだ瞳で切なそうに呟く。
「あふれちゃうよぉ……」
どれだけ体と心を快楽に堕としても失われぬ初々しさに思わず口付けを落とし、舌を絡める。自分だけを求め、支配されることを望んだ可愛い宝物。
さあ今日も、と愛しく淫らな時間を過ごそう。


2023/08/14

きみを僕だけのものに堕とす。【2022/09/04】遊んでくれてありがとう。色々増やしたり直したりしました。
@midoridama1
翠珠@midoridama1

診断人数75.5
62
2,232
262
R18 R-18 エロ
4,096通り
診断結果: 診断するたびに変化
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