【R18】肝試しに行ってみた

診断結果  鮭sanは友人たちにそそのかされ、一人で夜の廃校を訪れていた。

 最初に入ったのは自習室だった。

 間仕切りで仕切られた勉強机がずらりと並んでいる。誰もいない室内を一人で歩く鮭sanだが、いきなり誰かに足をかけられその場で転倒してしまった。そこに、見えない誰かが両側から腕を床に押さえつけてくる。突如聞こえ始めた笑い声は一人だけのものではない。
 いきなり脚を持ち上げられ大きく開かされた鮭sanは嫌だと首を振るが、横を向いた口元に生臭いものを差し出され一気に喉奥を突かれた。頭を掴まれ乱暴に咥内を犯されている間に、下の穴にも挿入されてゆさゆさと揺さぶられる。鮭sanは涙を流しながら抵抗しようとするが、周囲からは嘲笑しか聞こえない。激しく犯され朦朧とする中、咥内とナカにドロリとした液体を吐き出され、ようやく終わったと息を吐く。しかし声の主たちが順番を数え始めたことで、それはただの希望的観測だったのだと鮭sanはすぐに気が付いた。

 ふらつきながらたどり着いたのは職員室だった。

 いくつもの何も置かれていない机が整然と並んでいる。白く靄がかっていることには気付いたが、鮭sanは構わず中を歩き回った。ふいに、鮭sanの視界が歪む。思わず近くの机に両手をつくと、突然その手を何者かに押さえつけられた。驚いて後ろを見るがそこには当然誰もいない。それなのに、まるで複数人に囲まれているかのようにあらゆる方向から体をまさぐられ抵抗すらできない。背後にいる何かに動きを封じられたままたくさんの手と指に翻弄された鮭sanは、その場で声が枯れるまで何度もイカされてしまった。

 気が付くと、鮭sanは生物実験室に倒れていた。

 実験器具が残る大きなテーブルと、壁際には水の入っていない水槽がいくつか。ふらふらと立ち上がる鮭sanの耳に、ピチャリと何かが這うような音が聞こえた。周囲を見渡してみても何か生き物がいる気配もない。息を吐き、出口に向かおうと振り返った鮭sanは、そこに立ちふさがるものを見て息を呑んだ。ナメクジを大きくしたような蟲が大量に蠢いている。恐怖から一瞬立ちすくんでしまった隙をつかれ、一斉に蟲が鮭sanの体に襲い掛かって来た。
「いや、だ!気持ち悪い!いや!いやぁ!」ヒルのように吸い付いてくる蟲を手当たり次第に振り払う鮭sanだが、あまりにも数が多すぎる。振り払えなかった一匹が乳首に柔く歯を立てた瞬間、カクンと鮭sanの膝が落ちた。その隙にあらゆる場所に吸い付かれ、鮭sanは体を震わせる。思ってもいない強い快感が噛みつかれるたびに全身を駆け巡る。ビクビクと跳ねる下腹部を見下ろすと、数匹の蟲が穴の中に潜り込もうとしていた。
「ぃや、やめて…そこ、は…っは、ン!んあ、あ、や、だめ、気持ち良すぎる、よすぎるか…あ、あ゛ぁ゛ぁ!」狂ったような叫びは夜が明けるまで続いた。


2023/09/10

肝と書いてエロと読む。安易な肝試しはやめておいた方が身のためです。
何が出てくるか分かりませんからね。
かなり長文、ホラー要素強め。
ホラー、幽霊、人間、触手、等々。訪れる場所によっていろいろ出てきます。
@UsUddCu4qpAUcbH
イオ@UsUddCu4qpAUcbH

診断人数25.6
81
789
70
R18 エロ
9,737.1通り
診断結果: 診断するたびに変化
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