【R18】とある屋敷にて

診断結果 この屋敷に連れてこられて、どれくらい経ったのだろうか。

は夜中にふと目を覚ました。冬でもないのに部屋が異様に寒い。首筋を撫でる冷気に肩を震わせ、シーツに潜り込もうとして気が付いた。体が全く動かない。金縛りにあっているかのようだ。唯一動かせる視線だけで辺りを見回すと、ベッドサイドから出てきた白い靄が体にまとわりつくのが見えた。音もなく、腰だけがふわりと宙に浮く。次の瞬間、体の最奥を硬い何かに穿たれチカチカと視界が爆ぜる。そのまま体を大きく揺さぶられ、内壁を硬いモノが擦り上げる。まるで見えない誰かに犯されているみたいだ。そう認識した途端、一気に快感が押し寄せ嬌声を堪えきれなくなってしまった。それに気を良くしたのか、見えない誰かのピストンは激しさを増し、日の出が差し込んでくるまでは何度もイかされ続けた。

目を覚ますと目の前に食事が用意されていた。ホカホカの湯気と美味しそうな匂いを前に、空腹の体では頭も理性も働かない。お腹が満たされすぐに、は体の異変に気が付いた。食べたことを後悔してももう遅い。

体が怠く、力が入らない。その場に倒れこんだは冷たい床に頬をつけた。そんなの体に、誰かが覆いかぶさってくる。耳元で囁く声は愛しい恋人のもの。そう認識したが嬉しそうに笑うと、ごつごつとした指が肌を無遠慮にまさぐり始めた。それが恋人の指のものとは全然違うことに、朦朧としているは気が付かない。足を抱えられ、正面から抱かれているは甘く蕩けるような嬌声を上げる。何度も体を重ねるうちに覚醒したが悲鳴をあげたとしても、その行為は終わることはなかった。

あれからどれだけ月日が流れたのか。なんとかあの屋敷から逃げ出したは平穏な日常を取り戻していた。決まった時間に起き、家を出て一日を過ごし、決まった時間に帰って自分のベッドで寝る。そんな些細なことが幸せだったのだと実感する反面、何故か心はぽっかりと穴が開いたように満たされない。そんな時、は家を出る。向かう先は夜の街。
「ん、ァ、もっと、ツいて…」油と生ごみの臭いが漂う路地裏で、知らない男にしがみついたは艶めかしく喉を鳴らす。汚い壁に背を預け、片脚を持ち上げられ、男が酒臭い息を吐くたびにバチュンと肌がぶつかり快感が走る。何度か腰を振った男が低く呻き、ナカに熱を感じながらも達した。けれども全然物足りない。フラフラと去って行く男を見送り、は次の肉棒を探す。今夜は一人や二人で治まる気がしない。覚束ない足取りで進んでいくうち、たどり着いたのは見覚えのある場所だった。大きな門を開けると、現れたのはあの屋敷。恐る恐る扉を開けると、男が一人、笑って立っていて…。『おかえり』その言葉を聞いたは、嬉しそうに男に駆け寄った。


2024/01/25

とある屋敷に閉じ込められました。逃げられるでしょうか?(逃げられるとは言ってない)
男女どちらでもいけるはず
長文です。好き勝手書いたら超絶長くなりました
@UsUddCu4qpAUcbH
イオ@UsUddCu4qpAUcbH

診断人数7.6
11
316
8
R18
1,872通り
診断結果: 診断するたびに変化
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