【R18】とある屋敷にて

診断結果 この屋敷に連れてこられて、どれくらい経ったのだろうか。

の役割は性欲処理だ。ここにいる男たちがヤリたい時に、ヤリたいようにを抱く。夜這いをかけられるのは日常茶飯事で、ダイニングを掃除している時にテーブルに押し倒されることもあれば、窓を拭いている時に後ろから襲われそれを外から見物されていた時もあった。廊下を歩いていれば突然空き部屋に引きずり込まれることもあるし、入浴中に乱入されたことも一度や二度ではない。いつまでこんな日々が続くのか。そう思いながら、は今夜もこの屋敷の主人にその身を預ける。

目を覚ますと目の前に食事が用意されていた。ホカホカの湯気と美味しそうな匂いを前に、空腹の体では頭も理性も働かない。お腹が満たされすぐに、は体の異変に気が付いた。食べたことを後悔してももう遅い。

『この鏡怪しくない?』大きな姿見の前に立ち、自分を探しに来た友人が口にした言葉を聞いては息を飲んだ。友人の方からはは見えない。けれど裏側からは見えていて、そこでまさに今、は犯されている。まさか勘づかれるなんて。今は変な薬を口にしたあとだ。朦朧とする頭で声を抑えていたつもりだったが、堪えきれていなかったのかもしれない。このまま鏡を叩くだけで友人は気づいてくれるだろう。しかしそれはだらしなく蕩けたこの姿を見られるということ。グッと奥歯を噛みしめるの後ろで、低く笑った男が動きを再開する。いつも以上に強い快感に、は必死で口を押さえて声をコロす。こっちを見つめ続ける友人の視線を感じながら、は声を出さないまま大きく痙攣し、その場で意識を手放した。

あれからどれだけ月日が流れたのか。なんとかあの屋敷から逃げ出したは平穏な日常を取り戻していた。決まった時間に起き、家を出て一日を過ごし、決まった時間に帰って自分のベッドで寝る。そんな些細なことが幸せだったのだと実感する反面、何故か心はぽっかりと穴が開いたように満たされない。そんな時、は家を出る。向かう先は夜の街。
「ん、ァ、もっと、ツいて…」油と生ごみの臭いが漂う路地裏で、知らない男にしがみついたは艶めかしく喉を鳴らす。汚い壁に背を預け、片脚を持ち上げられ、男が酒臭い息を吐くたびにバチュンと肌がぶつかり快感が走る。何度か腰を振った男が低く呻き、ナカに熱を感じながらも達した。けれども全然物足りない。フラフラと去って行く男を見送り、は次の肉棒を探す。今夜は一人や二人で治まる気がしない。覚束ない足取りで進んでいくうち、たどり着いたのは見覚えのある場所だった。大きな門を開けると、現れたのはあの屋敷。恐る恐る扉を開けると、男が一人、笑って立っていて…。『おかえり』その言葉を聞いたは、嬉しそうに男に駆け寄った。


2024/01/24

とある屋敷に閉じ込められました。逃げられるでしょうか?(逃げられるとは言ってない)
男女どちらでもいけるはず
長文です。好き勝手書いたら超絶長くなりました
@UsUddCu4qpAUcbH
イオ@UsUddCu4qpAUcbH

診断人数7.6
11
316
8
R18
1,872通り
診断結果: 診断するたびに変化
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