悪徳貴族奴隷調教録
診断結果 は安宿のような古びた部屋で目を覚ました。シーツの敷かれた柔らかなベッドの上に、彼女は寝かされていた。
身に纏うものは、透ける程薄い入院着一枚だけだ。にもかかわらず重たい身体に違和感を感じて身じろぎすると、じゃり、と鎖の音がする。よく目を凝らすと、の両手は金属の枷によって戒められていた。何よりも、首に嵌められた悪趣味なほどに真っ赤な首輪が、彼女の今置かれた立場を物語っていた。
恐怖に身を縮こまらせていると、部屋の中に誰かが従者を引き連れ入ってきた。 中肉中背のその男は、をここに連れてきた張本人だ。だが彼の本当の顔は、幾多の性奴隷を召し抱えた悪徳貴族。気に入った女を我が物にし孕ませよう目論む、好色を通り越した色情魔だった。

男は司が動けないのを良いことに、下卑た笑みを浮かべて彼女の胸を無理矢理はだけさせさせた。そして嫌悪に歯噛みする司の胸に舌を這わせ、乳房の先をわざとらしく音を立てて吸った。色づいた突起が刺激を受け、きゅうっと硬くなっていく。
男は従者から手渡された手のひら大の容器を、司の尻の割れ目に宛てがう。細長い口のついたその容器の中は、怪しい薬で満たされている。司は激しく身をよじって抵抗するが、従者たちに腰を押さえつけられ尻たぶを開かれ、逃げることはかなわない。 
司の後孔に容器の口が埋められていく。奥まで入り切ると途端に腸内に生温い液体が放出された。最初に感じたのはむず痒いような後孔の疼き。しかしそれは少しとたたないうちに、爆発するように熱と衝撃を全身に伝播させていく。腹から全身にじわっと熱が広まっていき、司の肌が汗ばむ。ここで正気を失う訳にはいかないと、司は男を睨んだ。しかし薬の効果はてきめんで、息苦しさと身体から湧き上がる熱のせいではくはくと陸の魚のように息を荒らげてしまう。
男は『出来上がった』司を舌なめずりして喰らい始めた。早速とばかりに露出させた肉竿は既に起立しており、浮き出た血管と歪なまでの雁首を持っていた。男は司を無理矢理押し倒すと、薬の効果で既に濡れている陰裂を割り開き、そこに己の肉竿を宛てがった。
「いやっ、や、ぁ、あー……っ!」
ずぶずぶと粘ついた水音を立てて、陰裂に肉竿が沈んでいく。薬に苛まれた司の肉壺は、男の肉竿をすっかり咥え込んで締め付ける。男が腰を進めるにつれ、ひくひくと慄く結合部から蜜が掻き出されてこぼれた。
肉竿が最奥まで到達すると、男は司の腰を掴み、乱暴に己の腰を振り始めた。ギシギシとベッドを軋ませ、司の子宮口を押し潰さんばかりに肉の杭を打ち付ける。雁首で膣壁を掻く一方で、男は司の乳房にむしゃぶりつき乳首を甘噛みした。かと思えば指で陰核を擦り潰し、司を微塵も休ませようとしない。司の声が上がるにつれて、中で肉茎がいっそうのたうち回る。耳元を掠める男の息も荒くなり、その不快感と、これから訪れるだろう破滅の予感に身を震わせるしかない。
その時は訪れた。男は恍惚の呻きを上げて司の最奥に己の肉欲を叩きつける。脈打つ逸物から迸った子種が子宮を汚していく。
「ひッ……やだ、やだぁっ……!」
司が髪を振り乱して拒んでも、男の欲望は萎えることはない。精を放ってなお肉竿を食い込ませたまま、男は律動を再開した。愛液と精の混合物がじゅぷじゅぷと泡立って溢れ、司の太腿を濡らす。司の子宮が子種に満たされるまで、男による陵辱が止まることはなかった。

度重なる陵辱を受けた司は、もはやまともな生活を望めない。その子宮は既に子種に屈服し、男との子供を孕んでいた。しかし男の性欲が萎えることはない。身重の身体を無理矢理部屋に引きずり込まれては、毎夜のごとく性処理に使われる日々。
「や、あっ、うあぁ……!」
今日もまた司は、褥で男に組み敷かれ、律動を受けて大きくなった腹を揺らす。赤子のいる臓器を容赦なく突き上げられ、司は震えながら潮を吹いて絶頂したのだった。


2022/07/19

Shindan Head Image
悪い貴族に捕まった女の子が気持ちよくなるお薬を使われ、調教されます。きりがないのでひとまず完成。前作以上の長文です。搾乳/尿道責め/小スカ/孕ませ/玩具責め/電気責め等やりたい放題。
いるかどうかは分かりませんが、創作等に使いたい方はご自由にどうぞ。そのうち改訂したり追加したりするかも。
@alottrot
腐敗☆@alottrot

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