【R18】肝試しに行ってみた

診断結果  京介は友人たちにそそのかされ、一人で夜の廃ホテルを訪れていた。

 最初に入ったのは和室の宴会場だった。

 広い空間にたくさんの座布団と何も乗っていないお膳が並ぶ。まるでさっきまで使われていたかのような光景に違和感を覚えながら、部屋の中央に歩いて行ったところで、突然頭上から冷たい液体が降りかかってきた。鼻腔をつくのは強い酒の匂い。それを一気に吸い込んでしまい、一瞬にして酔いが回った京介はふらつきその場に倒れこんだ。周囲に広がる闇の中からたくさんの笑い声が聞こえる。酒気のせいで動けない京介の服を見えない誰かが一枚ずつ脱がし、露わになった素肌の上にも酒を振りかける。集まってきた黒い影がその酒を啜り始め、ゲラゲラと笑い声がまた大きくなった。全身を舐められ、さらには陰部にまで注がれた酒を啜られ、あらゆる液体に塗れてのたうち回る京介は、気を失うまで喘ぎ続けた。

 ふらつきながらたどり着いたのは洋室の宴会場だった。

 広い会場に円形のテーブルがいくつか残っている。おずおずと中央へと進んでいくと、突然ステージのスポットライトに明かりが灯った。さらに顔のないスタッフが現れ、京介は無理矢理壇上へと引きずられていく。そこで服を全部はぎとられ、左右から手足を掴まれ秘部をフロアに向けて晒すように抱え上げられてしまった。悲鳴をあげて暴れる京介は、フロアを見渡し目を見開いた。そこにはさっきまで誰もいなかったはずなのに、今は大勢の黒い人影に溢れている。その視線はすべて、京介を見ている。
 横から現れた影がマイクを京介へと向け、いきなりそれを口の中に突っ込んできた。歯が擦れる音も喉を突かれてえずく音もスピーカーから丸聞こえだ。黒い影は十分唾液まみれになったマイクを抜くと、今度はそれを京介の穴に埋めていく。悲鳴をあげる京介へ向け、フロアからは喝采が起こる。グチュグチュと鳴る卑猥な音と泣き声を嬌声へと変えた京介のはしたない声は大きなスピーカーを揺らし続けた。

 気が付くと、京介はホテルの横にあるチャペルにいた。

 細かな刺繍で飾られたレースのスカート。真っ白なウエディングドレスの裾を引きずりながら、真っ黒なヴァージンロードを進んでいく。そこにいたのは新郎を気取った見知らぬ男で、いきなりその手でドレスのスカートが左右に引き裂かれた。いやらしい笑みを浮かべた男は京介の太ももを撫で、そのまま抱え上げると結婚証明書の置かれた台にその身を乗せた。そしてズブズブと硬い肉棒が京介のナカに埋め込まれていく。それをどこか他人事のように見ていた京介は、大きく脚を広げて背中を震わせた。『では、結婚の証明書に二人のサインを…』誰かの声が聞こえると、男のピストンが激しさを増す。グチュグチュと突かれて喘ぐ京介からは蜜が垂れ、証明書に落ちて染みを作る。
「は、あ、もう、イっちゃ…っ、いっしょ、にっ、あ、ァ…イ、クぅ!」男にしがみつきひと際高い声で啼く京介に合わせ、男は一番奥に目がけて精を吐き出した。最後の一滴まで絞り出すように腰を揺らされ、収まりきらなかった白濁が証明書に落ちる。
 暗闇の中に響き続ける拍手を聞きながら、京介は再び始まった抽送に身を委ねた。


2024/05/25

肝と書いてエロと読む。安易な肝試しはやめておいた方が身のためです。
何が出てくるか分かりませんからね。
かなり長文、ホラー要素強め。
ホラー、幽霊、人間、触手、等々。訪れる場所によっていろいろ出てきます。
@UsUddCu4qpAUcbH
イオ@UsUddCu4qpAUcbH

診断人数26.9
90
825
74
R18 エロ
9,737.1通り
診断結果: 診断するたびに変化
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