淫蕩の日々

診断結果 好きだったのか、汚したかったのか、どういった動機だったかはもう覚えていない。ただ、風子を誰にも奪われたくない、そう思ったのは事実だ。

昏い衝動は日に日に風子を汚したい欲望へと変わる。そうしてその日、賽は投げられたのだ。
風子を壁に押し付け、胸元を吸いながら尻肉を嬲る。服の上からでも柔らかいそこは掌の中で自在に形を変え、奥に隠された秘部への侵入を許す。やめて、と震えながら風子が手を重ねるが、力は入っていない。それどころか自然と体をこちらへ預け、吐息に混ざる熱に気付かないふりをしながら、声を漏らすまいと必死に堪えている。「……っ……っふ、ぁ……い、ゃ……ぁっ、あ」いじましい姿に応えるべく指を増やし、動きを速め、突いたり揉んだりと存分に刺激を加えてやると、観念したように甘い声が耳朶を打った。
解き放たれた欲望と衝動のままに、風子を犯そう。隆起する肉棒を前に、風子が息を呑むのがわかったが、止められる段階はとっくに過ぎていた。なにより、煽ったのは風子なのだから。

壁に手をつけさせ、下から深く突き上げる。「ぉく、あたっ……ぁ……っん」悲鳴にも似た嬌声を律動で押しつぶすが、手で花芯をつまみあげるとさらに大きい嬌声がうまれた。「はっ……ぅ…」腰が砕け、まともに立っていられない風子の蜜壺は自重でぬぷぬぷと沈み、さらに奥深く肉棒を咥え込んでいく。「やっ、深いぃ……ぁっ、ぁ」力が抜ければ抜ける程沈んでいくことはわかっているが快楽の波が止まらない。不意に腰を支えていた手が、風子の後孔に触れる。二つの孔を同時に走る快感に溶かされた体は最奥まで肉棒を導くように咥え込んだ。
こうして風子を朝まで犯し、朝が来てもなお犯し続けた。

窓から差し込む陽の暖かさで風子は夜が明けていたことを理解した。周りを認識できる程度には小休止なのだが、体に律動を叩き込まれていないだけで、未だに己の裸身は後ろから抱きかかえられる形で肉棒に貫かれたままであり、愛撫は続いている。「あっ、ぁんっ」体は重く疲れ切っているのに反応してしまう己が恨めしく、しかし疲労は擦れた声となって表れていた。――正気に戻りたくなかった。風子が思ったのはそれだった。全て見られ犯された。このまま壊れてしまいたい。その内心を察されたのか律動が再開し、風子を塗り潰していく。「あっ、あぁ」風子は考えることを止めた。
それがこの日々の始まりだった。

風子の下腹部を、貫いている肉棒の形になぞっては指でとんとんと叩く。別になんのことはない愛撫と呼ぶにも拙い刺激だが、何回も何日も繰り返せばそれは立派な性刺激になる。「やっ……んん……っ」事実、風子の呼吸は荒れ、体は火照りだしているのだから。「あっ……、ふあぁあ」今では下腹部に手を添えただけで発情する有り様だ。「おくっ、くだ、さっ……」とろとろと液を零す蜜壺を示し、甘く媚びる風子の下腹部をなぞりあげる。「あっあぁあっ」全身を走る快感に耐え切れず達した風子をめちゃくちゃに犯した。
「っは、あぁ……イくのとまらない……」うわ言のように漏れた声には悦びが滲み、かつてのような拒絶の色はどこにもない。風子が快楽に溺れはじめているのは明白だった。
そこから調教の日々は過熱していく。

「っ、ふぅっ……♡」扉にもたれた風子を、問答無用で抱き潰す。いつもと違う薄い扉の向こうでは、普通に人が往来する声が聞こえる。「ぁっ♡……んんんっ」片足を持ち上げ、見せつけるように。あるいは胸ごと扉に押し付けて主張させる。いつ誰に気付かれてもおかしくない環境だからこそ、あえてここで犯す。「イ、く……♡」羞恥でも恥辱でもなく、風子の応えは昂りだった。見られる、気付かれるかもしれない。それよりも快楽が勝る。望む姿への手応えが、行為をさらに激しくさせた。

対面でこれ以上ないくらい体を密着させ、貫かれながら唇を交える。下も上もぐちゃくちゃに溶けており、淫らな獣の上気で部屋は満ちている。「んっ♡」ただ受け入れるだけだった躰は、快楽を積極的に貪り、自身からねだることも増えた。何もかも全て流し込まれたい。奪い尽くしたい。貪欲な願いが体と心に芽生え始めている。「ね、もっとぉ……」これは自分の意思で、願いの果てだ。熱い吐息を一つ零し、心のままに腰を大胆に動かすと、同時に深く舌も絡めた。
「もっと、ほしい……っ♡もっとぉ、おか、してぇ……♡♡♡」それは紛れもなく、風子の本心から零れた言葉だった。
風子が身も心も堕ちたという確信は、快楽に蕩けた声、昂りを締め上げる肢体、その現状に陶酔しきっている瞳、すべてが表していた。

背面座位で貫かれたまま風子が下腹部に手を添える。「ここずっと、きもちい、んっ」続く言葉は激しい口づけによって封じた。「んっ♡ふぁっ♡あっ♡」荒々しい動きに合わせて風子の腰も搾り取ろうと淫らに動く。「好きっ♡おくっ♡♡出してっ♡」言葉通りに奥で吐精すると、よりかかった風子が再び腹をなぞった。「こんないっぱい……できちゃ…んっ、ん――♡」唇も淫らな孔も塞ぎ、注がれた腹が膨らむのはすぐだ。
「……そこ……好きぃ♡」陶酔しきった表情で風子は思いを吐露する。対面座位で貫かれた蜜壺は肉棒を咥えこんで離さないどころか、更に深い結合を求めて蠢き、後孔を犯す疑似肉棒で深く抉られては何度も達している。「もっと♡、きもち、いぃこと……おし、えて……ぇっ♡」犯されるたび、女から牝に作り替えられた。だが、その本能は初めから自分の中にあったのだ。どれだけ淫らな牝に成り果てるのか、それは風子にもわからない。「やんっ♡そこ、あっ♡あぁぁあぁ♡」また今日も、快楽が風子の新たな扉を開け放つ。

朝。ベッドの上で組み敷かれた風子が頬を染め、潤んだ瞳で切なそうに呟く。
「おかしくなっちゃう……」
どれだけ体と心を快楽に堕としても失われぬ初々しさに思わず口付けを落とし、舌を絡める。自分だけを求め、支配されることを望んだ可愛い宝物。
さあ今日も、風子と愛しく淫らな時間を過ごそう。


2022/11/10

きみを僕だけのものに堕とす。【2022/09/04】遊んでくれてありがとう。色々増やしたり直したりしました。
@midoridama1
翠珠@midoridama1

診断人数75.9
65
2,244
263
R18 R-18 エロ
4,096通り
診断結果: 診断するたびに変化
名前診断
診断したい名前を入れて下さい

PICKUP診断 - 注目のNEW診断

HOT診断 - いま人気の診断

2024 診断メーカー All Rights Reserved.