【R18】肝試しに行ってみた

診断結果  鬼舞辻無惨は友人たちにそそのかされ、一人で夜の廃病院を訪れていた。

 最初に入ったのはリネン室だった。

 ガランとしたスチールラックの所々に、黄ばんだタオルが残されている。キョロキョロと見回しながら足を進めていくと、ふいに真後ろで物音が聞こえた。思わず振り返った瞬間、口にタオルのようなものが押し込まれた。声を出すこともできず、さらに両腕までまとめて縛られ、体がふわりと持ち上げられる。「んんっ!んんぅう!!」壁際にある棚に座らされ、ずらした下着の間から硬いモノがあてられて鬼舞辻無惨は体を捩って抵抗を示すが、目に見えない相手は容赦なく腰を押さえてナカを穿ち始めた。
「んん!ん、ンうぅ!!」泣きながら叫ぶ鬼舞辻無惨の声は闇に飲まれ、バチュンバチュンと卑猥な音だけが辺りに響く。果てのない快感の中淫らに狂い始めた鬼舞辻無惨は、経験したことのない絶頂と同時に意識を手放した。

 ふらつきながらたどり着いたのは個室の病室だった。

 ベッドサイドには花が飾られていたのか、花瓶だけがぽつんと残っている。カーテンの閉まっていない窓の向こうには暗闇が広がっていて、いやに静寂が耳につく。ふと、鬼舞辻無惨は窓に映る自分の後ろにもう一人誰かいることに気付いた。その途端、乱暴にベッドに押し倒され下着を脱がされてしまった。足を広げられ、二つ折りにされた体の上に誰かが硬いモノを挿入しようと圧し掛かってくる。さっきは背後に誰かの姿があったはずなのに、犯されようとしている今、目の前には誰もいない。しかしたしかに感じる圧迫感と快感に、鬼舞辻無惨は悲鳴のような嬌声をあげて体を捩る。
 激しく体を揺さぶられ、鬼舞辻無惨は気を失ってもなお犯され続けた。

 気が付くと、鬼舞辻無惨は屋上に倒れていた。

 真っ暗な闇の中、今は何も掛かっていないたくさんの物干しざおと、小さな花壇の前に少しのベンチが並ぶ。鬼舞辻無惨は誘われるように背の高い金網のフェンスに近づくと下を覗き込んだ。広がっているのは深い闇だけで、他に何も見えない。ぼんやりとそれを眺めていると、突然誰かが鬼舞辻無惨の手を押さえ後ろから体を密着させてきた。そして硬いモノをお尻にあて、ゆるゆると誘惑してくる。頭ではだめだと分かっているのに、何故か体がいうことをきかない。自ら下着をおろし、金網を掴んで後ろにお尻を突き出した。ズブズブと太いモノがナカに埋まっていく感覚に、鬼舞辻無惨がほうと息を吐く。ただただ、気持ちがいい。
「ん、ぁ、あぁ、ン、んんっ」背中を抱きしめられ、奥を突かれるたびに心と体が満たされていく。後ろにいる誰かに合わせ、鬼舞辻無惨も腰を揺らし始めるとすぐに快感は絶頂近くにまで押し上げられた。「あ、だめ、も…っ、もう、ぃ…っ」最高の絶頂まで我慢しようと鬼舞辻無惨は金網を握りしめるが、そっとその手を上から包み込まれ全身から力が抜けていく。そこをトドメとばかりに最奥を突かれ、堪えきれない快感に意識が飲み込まれる。
「っあ、あ、いく…イク、イッちゃ、…っ、逝く、ぅぅう!」その瞬間、ガシャンと大きな音を立て、鬼舞辻無惨が固く掴んでいた金網が外れ―――


2023/09/18

肝と書いてエロと読む。安易な肝試しはやめておいた方が身のためです。
何が出てくるか分かりませんからね。
かなり長文、ホラー要素強め。
ホラー、幽霊、人間、触手、等々。訪れる場所によっていろいろ出てきます。
@UsUddCu4qpAUcbH
イオ@UsUddCu4qpAUcbH

診断人数25.6
81
788
70
R18 エロ
9,737.1通り
診断結果: 診断するたびに変化
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