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薬研藤四郎「たーいしょ、暑いからってあまりその白い肌を晒してくれるなよ？誰も手出しできない所に来るってんなら別だけどな。…ほら、俺ので悪いが取り敢えず羽織ってくれ」

今夜詠理は一期一振に「添い寝とは…弟達にしているようにすれば宜しいのでしょうか。…なんて、嘘です。気を落としたお顔、とても可愛らしいですね」と頬に手を添えられます。

桜吹雪の舞う夜、こちらをじっと見つめ鶴丸はこう言った。
「ようやくこれで君は俺から離れられない…なあ、詠里？」

一期一振が詠里を癒すために頭を撫でました。そっと優しく撫でたので、主を癒すことが出来ました。やったぜ！

～本丸の夜～
堀川国広が自作の絵本を読み聞かせ、
前田藤四郎が子守唄を歌い、
小夜左文字が横になりトントンして寝かせてくれます。

数時間後、
寝ぼけた鶴丸国永が詠里の布団に潜り込んできます。

薬研藤四郎「なあ、大将もいつか俺を置いてっちまうんだよな？そうなんだろ？なら大将に俺が一生消えない傷をつけてしまえば…大将が俺を忘れることなんて絶対に…絶対に、出来ないよな？」

詠里は地下室へ逃げた。
鶴丸国永「どうすれば君は、俺だけを見てくれる？俺だけのものでいてくれる？」 
自分の中の何かが崩れていく。