【R18】肝試しに行ってみた

診断結果  鈴鹿は友人たちにそそのかされ、一人で夜の廃遊園地を訪れていた。

 最初に入ったのは陽気な音楽の流れるコーヒーカップだった。

 鈴鹿がそのうちの一つに座ると、自動的にベルトで体が固定されてしまった。床が動き始めると同時にカップ自体も回り始める。回転が速くなっていくにつれ、BGMが大きくなっていく。それは直接鈴鹿の耳に響き始め、頭の中で不協和音を奏で脳を揺らす。まるで催眠術でも掛けられたようだ。「あ…あえ…?きもち、いぃ、の…にゃん、でぇ…」ハンドルにしがみつき、カクカクと腰を揺らす鈴鹿の下着はすでにぐちゃぐちゃになっている。触られてもいないのに快感は急激に高められていき、歪んだBGMがフィニッシュを迎えると同時に鈴鹿も絶頂した。

 ふらつきながらたどり着いたのは水飲み場だった。

 何故だか無性に喉が渇く。虚ろな目で水飲み場を目指した鈴鹿は、到着するなり「ソレ」を見つけた。膝をつき、すでに天を突いているソレを舌で舐め、ちゅ、とキスをする。美味しいミルクをもらうため、手も舌も喉も使って鈴鹿はおねだりを始めた。チラ、と鈴鹿が上を向いた途端、ソレはぶるりと震え口から離れてしまった。上手く口で受け止めきれず、鈴鹿の顔が白濁まみれになってしまう。それを勿体ないと指で掬い、鈴鹿は赤い舌で舐めとっていく。こんな程度で喉の渇きが治まるはずがない。そう言うと、鈴鹿はもう一度出してもらうため、ソレを愛おしそうに咥えた。

 気が付くと、鈴鹿は巨大迷路の中で倒れていた。視界は高い壁に遮られ、どちらが出口かも分からない。

 壁に手をつきながら前に進んでいくと、突き当りに人影が見えた。一縷の望みをかけて駆け寄った鈴鹿の希望はあっけなく砕け散る。近づいた途端、その人影は鈴鹿の背中を壁に押し付け無理矢理硬いモノを挿入してきた。乱暴に揺さぶられ、ガクガクと頭を振る鈴鹿のナカに澱んだ欲望を吐き出した影は、そのまま煙のように消えてしまった。余韻の残る体を引きずりながら鈴鹿はそれでも出口を目指す。進むとまた違う人影が現れた。近寄ると今度は後ろにいた一人に羽交い絞めにされ、脚を持ち上げられて正面から犯された。そしてまた満足したら消えていく。何度もそんなことを繰り返し、フラフラと彷徨いながら出口を探す鈴鹿は、いつしか人影を見つけるたびに嬉しそうに縋りつくようになってしまった。
「出して…ココから…だして…。ココ、に…だしてぇ」無数の黒い人影が闇の中で笑っていた。


2023/05/12

肝と書いてエロと読む。安易な肝試しはやめておいた方が身のためです。
何が出てくるか分かりませんからね。
かなり長文、ホラー要素強め。
ホラー、幽霊、人間、触手、等々。訪れる場所によっていろいろ出てきます。
@UsUddCu4qpAUcbH
イオ@UsUddCu4qpAUcbH

診断人数25.6
81
788
70
R18 エロ
9,737.1通り
診断結果: 診断するたびに変化
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