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怯えるヴィンテージは裏切られたときから人として扱われていませんでした。度重なる暴行に、身体は細かい傷で溢れて、胃液ばかりを吐いています。
ヴィンテージは、すぐ吐いてしまうのでもう食べたくないということを言い出せずにいます。

怯えるメタナイトは一年前から人として扱われていませんでした。度重なる暴行に、喉がひゅうひゅうと鳴り、カタカタと震えています。
メタナイトは、毎日悪夢を見るので寝られないことを言い出せずにいます。

おそ松に一松は背後から縄で首を締め上げられて、必死で逃げ出そうとするも全身に力が入らない様子でいます。「俺のこと見ろよ」と声をかけられると「も、もぉ、……いい、でしょぉ……」と涙ながらに答えました。

ヴィンテージは公衆便所同然に扱われて煙草を食わされたり押しあてられたりされ、恐怖から毎晩眠れない夜を過ごすようになってしまいました。ヴィンテージは薄れつつある過去の幸せだった記憶に縋るようになりました。

クロスにナイトメアは気絶するまで殴られては起こされ、また気絶するまで殴られ、を昼夜問わず延々と繰り返し、何が悪いのかも分からず謝り続けるようになってしまいました。クロスにナイトメアはどうしてこうなってしまったのかを呪い続けるようになりました。