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きらは手を叩かれると催眠状態になり、相手の言葉がさも常識であるかのように思い込んでしまう。催眠にかかっているという自覚はない。

ある日のこと。

きらは恋人の兄に催眠をかけられてしまった。
その途端、仕事で遅くなる恋人に代わり留守を預かっているという兄が部屋にきらを招き入れ、その場に跪かせた。弟の彼女がちゃんと挨拶ができるかどうかを試したいらしい。仲が良い兄弟だと聞いている。気になるのも当然だろう。
きらは差し出された兄のイチモツにキスをすると、そのまま丁寧に挨拶を始めた。兄がきらを歓迎してくれている気持ちの表れか、ソレは口の中でどんどん大きさを増していく。上手だと頭を撫でられ、嬉しくなったきらは恋人にするよりもさらに熱を込めて兄のモノを咥え、喉奥に吐き出された白濁を美味しそうに飲み込んだ。最後の一滴まで吸い上げ舌で綺麗にお掃除をしていると、それはすぐに元気を取り戻していく。どうやら気に入ってもらえたようだ。
普段は家族しか入れないという兄の寝室に案内されたきらはホッと息を吐いた。

また別の日。

きらは家に遊びに来ていた男友達に催眠をかけられてしまった。
男友達が鞄から極太のバイブを取り出して目の前に置く。ぎょっとして男友達を見返すきらだったが、友達なら当たり前だろ、と言われ納得して下着を脱ぎ始めた。友達にも手伝ってもらい、濡れてもなかったアソコを解し、ゆっくりと極太バイブを埋めていく。持って来てくれた玩具をナカに入れるのは、友達なら当たり前なのだから。
奥の壁に当たるまでソレを挿れると、友達がバイブのスイッチを入れ反射的に腰がカクカクと揺れる。「それでっ、なんの話、だ…っぁ、ちょっと、まって、ね」お腹の中から体が熱くなり、考えがまとまらない。せっかく友達が来てくれているのだから、お喋りを楽しまなくちゃ。
「こんどまた、みんなでキャンプ、とか、い…イく、ぁ゛、イク、ごめんっ、また、ぃく…っ、ひぐぅっ!」
たびたび話を途切れさせてもゆっくり見守ってくれる友人に感謝しながら、何度目かの絶頂を迎えたきらは意識を手放した。

そして現在―

幸か不幸か、催眠をかけられ続けたきらは催眠状態が解けなくなってしまった。

朝、かねてからの恋人と結婚したきらが夫を見送ると、物陰からきらに最後の催眠をかけた男が姿を見せた。男を当たり前のように「おかえりなさい」と迎え入れたきらは、二人で家の中に入って行く。「まだ洗い物が終わってなくて」と、食べ終わった二人分の食器を洗い始めたきらに男はさっそく抱きついた。胸を揉み、スカートを腰まで捲り上げ、すでに硬くなった肉棒を下着の隙間から抜き差ししているうち、ソレはズブリと根元まで突き刺さる。一瞬食器を取り落としそうになったきらだったが、奥を突かれながらも構わず洗い物を続けている。
家事の合間に犯されながら、きらは甘い二重の新婚生活を幸せだと噛み締めていた。
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