Allein

口ンはいけ好かないエロ爺に貴方が負ってしまった借金の形として抱かれることになった。貴方のいる家で、二人は寝室へと消えていった。初めは静かだった寝室から、水音が響き、やがて小さく喘ぎ声が聞こえたと思うと、あっという間にそれは獣のような喘ぎ声に変わった。貴方は口ンがそんな声で喘ぐのを初めて聞かされ、気が狂いそうになりながら必死で耐えた。やがてエロ爺が満足げに寝室から出てきて貴方を一瞥して去って行った。貴方が慌てて寝室に入ると、口ンはひっくり返ったカエルのような姿勢で痙攣し、秘部からは白濁を流していた。
――貴方はこの悪夢はこれで終わりだと思っていた。しかしその数日後、再び口ンは、貴方の留守中にエロ爺の住む隣の家に連れ込まれた。貴方が帰っても家に口ンの姿はなく、隣から女性の喘ぎ声が聞こえてきた。その日の深夜に帰ってきた口ンに、どうしたのかと問い詰めた貴方は、慌てた様子で知らないと誤魔化す口ンの首筋にくっきりとキスマークがあることに気付いてしまった。
それからというもの、エロ爺はすっかり我が物顔で貴方の家に押し掛けるようになった。貴方を馬鹿にして笑うエロ爺はいつも貴方の目の前で口ンを抱き締めて身体を弄りながらねちっこくキスをする。そして口ンは貴方に謝りながら彼と共に寝室へと入って行くのだ。無慈悲に閉じられた扉の向こうからは、肉のぶつかる音と水音、そして口ンが嬌声混じりに彼の陰茎を賞賛し、貴方より彼を愛していると何度も言わされているのが聞こえる。貴方はそれを聞きながら、粗末な陰茎を扱くことしか出来ない……。

ロンちゃん、は女たらしなエロ爺に弱みに付け込まれて、ロンちゃん、の帰宅を待つ貴方を家に残し、エロ爺の家に連れ込まれてしまった。夜が明けてから帰ってきて、貴方に謝罪するロンちゃん、の体からは、石鹸の匂いに混じって微かに交尾の後の生臭い匂いがしていた。
それからすっかり女たらしなエロ爺に調教されてしまったロンちゃん、は、貴方がいる時にエロ爺をこっそりと招いて同じ屋根の下で交尾したり、あなたが帰ってくる直前まで二人の寝室でまぐわい、ニオイを篭もらせたままにしたりと、わざと貴方にバレそうなやり方で浮気をしてスリルを味わっているようだ。――そして貴方は、それに気が付いてしまっている。だが、彼女に何と言えばいいか分からず、ただ自分を慰めることしか出来ずにいた……。

ロンちゃんははガタイの良いクソガキに泣き落としされて、クソガキの家に連れ込まれ、抱かれてしまう。初めは露骨に嫌がっていたロンちゃんはだったが、嫌悪感とは裏腹にイい所にばかり当たるクソガキのモノに、カラダをすっかり堕とされてたっぷり生ハメされてしまった。結局、経験豊富なクソガキによって、ロンちゃんはは彼好みの雌に変えられてしまった。
それから、ロンちゃんはは貴方に行き先を告げず外出する事が増えた。電話すると、少し話したらすぐに忙しいからと切られてしまい、どこにいるかも教えてもらえない。だが、大抵電話口からは水音や軽い破裂音のような音が聞こえてくる……。

ロンは昔セフレだった中年親父に土下座で頼まれて、中年親父の家に連れ込まれ、中年親父のベッドでラブラブな交尾をしてしまう。彼に唾液を垂らされればすべて口に含んで飲み下し、正常位で挿入されれば腰に両脚を絡めて子種を強請り、彼の目を見つめながら中出しを受け入れる。出し終えたモノを口の中で転がし、優しく清め、硬さを取り戻したら手を添えて自分のナカに導く。
貴方ともしたことのない下品で愛情に満ちた交尾は、翌日の朝まで絶えず続いた。
それからというもの、中年親父はすっかり我が物顔で貴方の家に押し掛けるようになった。貴方のいる時でもお構いなしに来てはロンを家のあちこちで犯す。貴方もロンも抵抗の意思などとうに奪われ、ロンはただ快楽に身を委ね、貴方はその様を見て股間を扱くことしか出来なくなっていた。