ソウキ

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たまたますれ違っただけの男に変な薬を全身にかけられたソウキは、突如女性の体に変えられてしまった。
元に戻るためには三つの条件をすべてクリアしなければならない。

まずは一つ目。
媚薬成分の含まれた煙が充満する部屋で一日を過ごすこと。
但し、24時間が経つまでイッてはいけない。

無機質な部屋にポツンと置かれたベッドの上でソウキは俯せて枕を抱きかかえ、半ば無意識で股間をシーツに擦りつけていた。体が熱く、下腹部が疼いて仕方がない。もう何時間もこんな状態で、視界は朦朧と滲んでいる。どこに何を突っ込めばこの熱から解放されるかは分かっている。もはや限界が近い。涎だらけの枕に顔を埋め、右手がスルスルと下がっていく。ソコに指先が触れた瞬間、ビリビリと強い痺れが全身に走り、ソウキは…

24時間が経ち、男が部屋に入ると、ソウキはベッドの角に股を擦り付け一心不乱に腰を振っていた。虚ろな目で顔を紅潮させ、もうイクことしか考えてないらしい。止まらない腰を掴み、男が硬くなったモノを押し入れるとソウキは言葉にならない声を上げ、一際大きく痙攣絶頂してしまった。

さらに二つ目。
下着を着けずに満員電車に乗ること。
但し、目的地の駅に着くまでイッてはいけない。

痴漢のゴツゴツした指に乳首を弄られ、涙目のソウキは自分で口を押さえて必死に声を堪えていた。バレないだろうと高を括っていたのも束の間、混雑が始まると同時に痴漢に捕まり、すでに数十分の間擦られ続けている。感じるはずがないと思っていたのに、すぐに体は反応し始め、今はもう立っているだけでやっとだ。脚の付け根は溢れ出る蜜でベタベタ。電車が大きく揺れるのに合わせ、胸の先端をギュッと引っ張られたソウキは…

抵抗しようと腕を振り上げた。しかしその手は簡単に捕らえられ、反対に途中の駅で引きずり降ろされてしまった。男のままであれば力で対抗もできるのに。物陰に連れ込まれたソウキは悔し涙を浮かべ、最奥に欲を吐き出されると同時に絶頂した。

最後の三つ目。
友人たちから逃げること。手段は問わない。
但し、逃げ切るまでイッてはいけない。

ソウキはそんなこと簡単だろうと思っていた。そもそも逃げる必要などない、と。しかしそれは大きな間違いだったとすぐに気づいた。出会う友人は誰も彼も、明らかにソウキを情欲の目で見ている。しかも鬼気迫る勢いで、今にも暴発しそうなくらい。できる限り接触せずに家に帰ったのだが、まさか部屋で待ち構えられていたなんて。ベッドの上に押し倒され、馬乗りになられたソウキは…

「...っざけんな!」抵抗しようと振り上げた手が友人の顔に当たり口の端が切れた。それに動揺して力を緩めた瞬間、両手がベッドの柱に括りつけられてしまった。容赦なく衣服が引き裂かれ、両脚を持ち上げ友人が覆いかぶさってくる。そのまま挿入され、友人はソウキを乱暴に犯し始めた。手の拘束は外されないまま何度も犯され、数時間が経った頃にはソウキも「もっと、もっと」とおねだりをするまでになっていた。

……


『さて、どうして欲しい?』

自分の体をこんな風にした張本人にそう言われ、ソウキは…

「元の体に戻せ!」そう叫んだ。『本気で戻ることを望めば、戻れるはずなんだけどね』そう言って笑う男の目に映るのは、女性の体のままでいるソウキの姿だった。
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