惨めの小説書いたー - みんなの診断結果

繰り返される殴打に、抗う気力は萎えた。🍇の口内は鉄錆の味で満ち、視界は薄ら赤く染まっている。🍇は自分を組み敷く男が慌ただしくズボンを下ろすのを、目の焦点の定まらぬまま眺める。
ﾀﾋぬまで殴られ続ける事に比べれば、性器を挿入される事など。
暴力に浮かされた🍇の思考は、先刻まで死に物狂いで拒んでいた強姦を次第に受け入れ始めていた。

胃が捻じ切れたか、肝が潰れたか。泥の付いた安全靴で執拗に腹部を踏みつけられ、鈍い痛みの中テイトはそんな事を考える。
「か、は……ゲフッ！……ひゅー、ひゅー……」
吐き出した胃液には黒い血が混じっている。
「も、ゆる……ひ……ッぎ！？」
テイトが言い終わらない内に安全靴の爪先が今度は脇腹に沈み込み、テイトは肋骨の折れる音を聞いた。

鋏の刃がかち合う無機質な音が、暗闇の中で響く。
四肢を拘束され、目隠しで視界を閉ざされたテイトは怯えきり、その音が聞こえる度に身を竦ませた。テイトが耐え切れず声を発した瞬間、ジャグンと鈍い音と共に灼熱感がテイトの右耳を襲った。

人語を解さぬ化け物に懇願は無意味だった。
四肢を絡め取る赤黒い触手の内の一本がテイトの臀部へと伸び、薄桃色の秘所にその先端を宛てがう。
一瞬の抵抗の後、イボだらけの醜い一物に似たそれはテイトの秘所を一息に貫いた。
下腹部には先端の形がくっきりと浮かび上がり、抉られるような痛みと息苦しさにテイトは思わずげぽっと嘔吐する。

「ッひぐ……何、して……」
テイトは声を震わせ、自分にのしかかる男に問い掛ける。男は何も答えず、熱い鼻息を項に吹き掛けながら、テイトの腕程もある長大な逸物を臀部に擦り付けた。そのままその穴に腰を寄せると、ぐっと体重を乗せる。
「嫌、やめ……ぎいぃいうッ！！！」
破瓜の痛みにテイトの目は大きく見開かれ、目一杯拡がった穴からは血が滴った。

罠だ。そう勘づいた時には、ワイヤーがテイトの首に巻き付き、その身体を吊り上げていた。
「ぐッ……げ、が……」
テイトの顔が歪み、赤く染まってゆく。首に食い込んだワイヤーを掻き毟り、逃れようと暴れ狂うも、その縛めは全く緩まない。
程なくしてテイトの狂乱は終わりを迎え、四肢は力なくぶら下がった。

繰り返される殴打に、抗う気力は萎えた。テイトの口内は鉄錆の味で満ち、視界は薄ら赤く染まっている。テイトは自分を組み敷く男が慌ただしくズボンを下ろすのを、目の焦点の定まらぬまま眺める。
ﾀﾋぬまで殴られ続ける事に比べれば、性器を挿入される事など。
暴力に浮かされたテイトの思考は、先刻まで死に物狂いで拒んでいた強姦を次第に受け入れ始めていた。

胃が捻じ切れたか、肝が潰れたか。泥の付いた安全靴で執拗に腹部を踏みつけられ、鈍い痛みの中篝はそんな事を考える。
「か、は……ゲフッ！……ひゅー、ひゅー……」
吐き出した胃液には黒い血が混じっている。
「も、ゆる……ひ……ッぎ！？」
篝が言い終わらない内に安全靴の爪先が今度は脇腹に沈み込み、篝は肋骨の折れる音を聞いた。

「俺、疲れてるから」
銃兎がやっとの思いで打ち明けた悩みを聞き流し、恋人は大儀そうに立ち上がった。肩を掴み、話を聞いてと縋る銃兎の腕を払い除けると、恋人はその左頬を張り飛ばした。左頬に鈍い痛みが熱を持ってジワジワと湧き上がる。
「彼氏を無料カウンセラーとでも思ってんのか。甘えんな。お前が悪いんだから自力で何とかしろ」
そう吐き捨てた恋人の姿が寝室に消えると、銃兎は声も上げずに苦い涙を幾筋も流した。