奈山＠shiki

離れないんだ。お前のことが頭からずっと。少しでも側にいて欲しい。できることならずっと、ずっと側にいて欲しい。好きなんだ。本当に好きなんだ。どうしたら分かってくれるか考えてる。昨日も一昨日もそのことばかり考えてて、それでも答えはでなくて、俺、もう頭がおかしくなりそうなんだ。どうすればいいんだよ。

童話の世界にあなたが入ったら。それを診断します。童話にはそれぞれ教訓があります。様々にあります。そんな教訓を子供たちに教えるため童話は書かれてきました。社会で生きるための教訓。それはきっと貧困の差がなく公平で、誰にも縛られず自由で、皆が笑って暮らせる社会で生きるために必要な素晴らしい教訓であり、童話とはきっと子供たちに不可欠な物語なのでしょう

分かってくれるだろうか。尋常じゃない僕のこの愛を。今だって僕の心臓は君の事を考えて激しく脈打ち大量の血を吹き出しているはずだ。この心臓をえぐりとり真っ赤になったそれを見せてあげれば少しは僕の気持ちを分かってくれるかな……いや、分かってくれる。そうだ、きっとわかってもらえるよ。それなら見てもらわなきゃ。彼女もきっと喜んでくれる。見てもらわなきゃ。絶対見てもらわなきゃ。なにをしてでも。

人のために死ぬことができるなんて言える奴が嫌いです。そして本当にそれで●●でしまう奴がいれば私はその人を軽蔑します。周りがいかに正義のヒーローだとほめたたえたとしても自分の死を他人のために使う愚か者をどうして認めなければいけないのですか。私は間違っていますか。死ぬということはそれほどまでに簡単なことなんですか。

今夜あなたが見る夢で何かに追いかけられます。それがいったい何か、そしてその後にどうなるかを診断します。

あなたを愛しています。この気持ちを。あなたの願いを叶えるためにも私は誰でも●●ます。あなたの願いなら私はなんだって叶えてみせます。●●てみせます。それが私自身を●●というものだろうとあなたのためなら喜んで舌を噛み切ります。あなたのことを愛しています。私の心臓を取り出せば、その気持ち、少しはあなたに届きますよね。いえ、届けてみせます。絶対に。

あなたを愛しています。この気持ちを。あなたへの気持ちを裏切らないためにもここで死ぬわけにはいかないのです。待っているあなたのために私はなんだって差し出します。●●ません。この気持をあなたに伝えるまでは。私には覚悟があります。あなたのことを愛していると伝えるまで死なない覚悟。あなたのために生き残るという覚悟。なにがあっても愛していると伝えます。なにがあっても。なにがあったとしても。

笑われていても気づかない。気づかないから傷つかない。指を指されても分からない。傷つかないから気づかない。自分の傷に気づけない。気づけないから傷つかない。傷つかないから気づけない。

　君が目の前からいなくなるとそれだけで僕は不安で仕方なくなる。寂しくて虚しくて、何時間もずっと天井を見て泣いてる。そんなとき君の一部があれば安心出来ると思うんだ。それを見つめてれば、触れて舐めまわしてれば、僕はきっと安心できる。遠くにいる君を感じられる。だけど、迷惑だよね。ごめんなさい。

自●●た人は本当に自分自身で死のうと決めたのだろうか。苦しく、辛く、生きるのが嫌になったとして、それで本当に死のうと思えるだろうか？死ぬことは難しい。辛い明日を生きる以上に足を踏み出す勇気がいるというのに、それを受け入れ行動に移せるか。私には無理だ。けれど、だからこそ、そばで誰かが囁いてくれるのなら、なんのことはない。ただこの場合、本当に自分で●●だといえるのだろうか。死にたがりの夢に●●れたのではないだろうか。

ただいま。今日帰りにJRで事故があって電車が止まってさ。どうせ二駅分だって歩いて帰ってきたんだけど結構こたえたよ。本当に自●●る奴は迷惑でしかないな。周りに迷惑かけてさ、最後ぐらい人に迷惑かけずに●●って……おい、聞いてるのか……おい。どこにいるんだよ。なんだいるんじゃないか。どうしたんだ電気もつけずに。びっくりしたじゃな……おい……おい。

逃げられません。助かる方法はありません。誰も助けてくれません。

狂いとは他人がつけるレッテルである。なぜなら自分ではそれに気づかない。本人にとって狂気とは本来の自分であり、自然で当然な行いでしかない。すなわちその人が愛のために、どれだけその人を愛しているかを示すために、ハラワタから心臓を取り出してもそれは本人にとってはただの愛情表現でしかない。だが周りの人物からすれば●●●のそれである。狂気とは自分であり、狂気とは他人である。

可愛らしく囁いてくれます。

夢のなかなの。きっと醒めるから。出口のないトンネルがないように醒めない夢なんてない。だからなにも怖くなんかない。夢だから。夢のなかだから。夢のなかだから。夢のなかだから。

サエちゃんは私の親友。幼稚園からずっと一緒。高校も一緒。今まで悩みも愚痴も全部聞いてもらって泣いて笑える大切な親友。そんな彼女が恋をしたの。もちろん私は応援してた。だけど、その人は私が好きだって……最初は断ったんだけど何回も会って話をしているうちに彼のことが好きになっちゃった。サエちゃんには悪いと思うけどきっと分かってくれるよね。私たちずっと親友だったんだもん。仲良しだもん。サエちゃんのことは私が一番よく分かってるし、私はサエちゃんが幸せになってもらいたい。それならサエちゃんの方も私の幸せを願ってるよね。

　返してよ。お人形さん。持ってるんでしょ。知ってるよ。私のお人形さんとったのあなたでしょ。返してよ私の大切なお人形さん。どうしていじわるするの。どうして……この子だけでいいっていってるのに。私はお人形さんだけでいいっていってるのに。どうしてそれももってっちゃうの。返してよ。返してよ。私がなにか悪いことしたの。それならあやまるから。ごめんなさい。返して。ごめんない。ごめんなさい。返してよ。おねがい。

ちゃんと毎日掃除もしたし、変な虫がよらないようにいつも見張ってたのに。それなのに、どうして●●でしまったの。ひどいよ。ひどいよ。あぁ、でも●●だ君の顔も綺麗だな。生きてたころと変わらない。ふふ、最近は食事も取らずにやつれてたからね。そんな健康的な真っ赤な舌をしてるんだから大丈夫だよね。険しかった目付きも首を締められて痙攣してる人に似てるかな。そういえば、前の人も僕が気を失っている間に●●だんだっけ。悲しいな。どうしていつも皆僕を残して●●でしまうの。僕がなにかしたのかな。そうだ、あの人に相談してみよう。

身に覚えがない？　好きになることに理由はいりますか。

いずれ出会うであろう世界であなたは何を思いどうなるのでしょうか