終わりがない後悔の話 - みんなの診断結果

(もしあの時なにも言わずにそばに居たのなら 選べなかった道を羨む事はないのだろうか)
日が降り注ぐ昼、七夜時雨は嗚咽を漏らし呟いた。(…愛していたのになあ)
あと何度後悔したらいいのかな。

(もしあの時生きてほしいと願ったのなら あのひとはまだ隣にいたのだろうか)
嵐に見舞われる朝、奥村英二は両手で顔を覆い呟いた。(…あいたいよ)
あと何度後悔したらいいのかな。

(もしあの時あのひとの前で涙をちゃんと堪えられたのなら この手はこんなに無様に震えないのだろうか)
穏やかな風が吹く朝、modokiは嗚咽を漏らし呟いた。(…ゆるして)
あと何度後悔したらいいのかな。

(もしあの時優しさをみせる事ができていたのなら この足は今しっかりと前に進めていたのだろうか)
日が降り注ぐ昼、星那は頭を抱え呟いた。(…だって、嫌いになりたくなかったんだ)
あと何度後悔したらいいのかな。

(もしあの時たった一言でもあの背に言葉を贈っていたのなら あのひとにあんな言葉を言わなかったのだろうか)
音のない夜、mskdは嗚咽を漏らし呟いた。(…ごめんなさい)
あと何度後悔したらいいのかな。

(もしあの時大丈夫だよといって抱きしめていたのなら こんな気持ちに潰されそうにならずにいたのだろうか)
橙が暖かく広がる夕暮れ、ル/キフゲ　　は強く眼を閉じて呟いた。(…なんて惨めな役立たずなのか)
あと何度後悔したらいいのかな。

(もしあの時優しさをみせる事ができていたのなら この足は今しっかりと前に進めていたのだろうか)
雨が降る昼、名無しのCは蹲り呟いた。(…だって、嫌いになりたくなかったんだ)
あと何度後悔したらいいのかな。

(もしあの時あの言葉を濁さず言えていたのなら 幸せな夢をみた後に泣いたりしないのだろうか)
穏やかな風が吹く昼、名無しのIは項垂れ呟いた。(…ゆるして)
あと何度後悔したらいいのかな。

(もしあの時自分があのひとに出会わなかったのなら 何度も謝りたくならないのだろうか)
霧の濃い昼、ハリーは項垂れ呟いた。(…許してくれないよね)
あと何度後悔したらいいのかな。